上野ファームで。
久しぶりに着物の本というか、エッセイを読んで、ほほうと思う記事があった。
不思議に思ってたんだけど、江戸の浮世絵に出てくる着物の着こなしと、
今現在流布してる着物の着こなしは、全く異なる。
江戸時代、いや、もっと以前から、普段に着る衣服なので、
気楽に着るし、あらたまった時にも着る。その時でさえ、楽に着てた。
着物の合わせが左前というルール以外、なかった。
今の着物は、しわひとつなく、補正して形を作る作法がメインなので、
いつのまにか、身近なものではなくなっている。コチコチのルールがあるようだ。
これは、いつからできたかというと、諸説あるけど、最近のことのよう。
暮らしが豊かになり、着る物にも趣味にも意識がむくようになってから。
着付け教室ができてからの、ほぼ、この50年くらいのことのようだ。
そこから、今のような厳格なルールの教えかたが現れたよう。ふうん。
着方だって、色んな流派がある。そう、お花のようにね。
どれが正しいということではないけど、そこにはどれほどの「自由」があるのか。
習い事を実践できるか、してるか。というと、あんまり見ないな~というカンジ。
習ってできるってことじゃないの?って思うんだけどね。
今の洋服のファッションだって、毎年毎年、変化してる。
どれがどうということではなくて。
着物だって、もしも今も着る文化だったら、どんなふうになってたかな。
着物、習わなくても、自力で着られます。今の時代なら、たぶん動画もたくさん。
外国の方は、ガウンとして利用してるのも、SNSでアップしてるしね。
昔からやってるようで、案外最近のルールってあるんだろうな。
と、着物の本から、色んな世界について、どこからなんだろう?
と、アンテナ広げてます~。
今日は。どんな楽しいことに巡り合えるかな。わくわく。