料理の本やレシピを見てて、ずっと違和感があった。
それはね。例えばニンジン「20グラム」みたいな表現。
もちろん素材には大小あるし、目安といえばそうなんだけど、
そんなに厳密が必要なのか?
一人分が〇〇キロカロリーというのがついてるのは、そういうのが多い。
これって、栄養管理が必要なヒトには意味があるのかもしれなけど、
家庭料理の、しかも3度のご飯では、優先度は、かなり下がると思う。
イマドキの女性は、家だろうと外だろうと、シゴトをしてる。
シゴトをしてるということは、アタマを使って働いている。
パートだろうと定時だろうと残業だろうと、帰宅したら、ご飯の支度がスタート。
その時に、分量を量るアタマの元気、あるはずもない。
しかも、計りながら材料を用意する手間も時間も惜しい。
一刻も早く、作り終えて、自分も家族も食べてしまいたい。
理科実験のキットのように、セットになってるならいざしらず、
材料を量りながら用意して、それから調理へって、難しい。
しかも、使いきれなかった食材を、また冷蔵庫へ戻すというのも、ある。
たとえば、ニンジン30グラムのサイズがあるとして、20グラム使ったから、
10グラムは明日へ。となった時、10グラムのニンジンは、しなびてることが。
えい、全部入れちゃえ♪っていう方が、食材もあまさない、しまう手間もない。
料理人や、管理栄養を必要とする人向けとしか思えないレシピは、
先ほどの働く人々には、参考にはなると思うけど、現実的かなあと思う事、たびたび。
量る道具や計量スプーンは近年のもの。なかった時代は、いつも使う道具が量り。
お玉とか、お茶碗とかね。それでも、日々の食事には間に合ってたはず。
量りたい人はどうぞなんだけど、厳密にレシピ通りに作ったけど、
美味しくなかった~という知人の話もあったので、ワタシはおおらかに作る派。
お菓子職人は別にして(お菓子は科学の範囲なので、量るのは必要)、
日々の家庭料理なら、目分量とかでも、各人の超能力が育っていくと思う。
そうなんだよ。ニンゲンの能力って、すごいんだよ。
サカナを一切れ100グラムと切り分ける職人さん、
一握りで、ざるそば一人前をはかる手を持つ職人さん、
など、お手本はある。
私達も、色んな能力を伸ばしていこう。作って楽しい、食べて楽しい、
そして元気を維持、アップ。ありだよね(^^)
今日も、いっぱい楽しもう(^^)。宇宙エネルギーたっぷりで♪