コミュニケーションって、案外エネルギーが要るかも

 比布駅にて。


先生が言う。「皆、今日は5ページから7ページのお話を読んでね」
生徒は、言われたとおりに、5ページから7ページを、【読んだ】。

次に先生は、「このお話を読んで、どう思ったか、感想を言ってみて」
と、Aさんを指名する。Aさんは、
「ええっ?読んでと言われたから、ちゃんと読んだけど、中身は覚えてません」
先生は「はあ?」

BさんもCさんもどころか、クラス全員、「そうだそうだ」

【読んで覚えて感想を言う】。
先生にはセットになってるけど、生徒には、これが想像できない、想像できてない。

読んだら、内容を覚えて感想が出てくるでしょ。面白かったとかそうじゃなかったとか。
と、先生は言うけど、このクラスの生徒は全員、【読む事】だけをして、
覚えたりしなかった。意味も考えなかった。よって、感想も、ナシ。

先生の常識は、子供達には通じなかった。

>5ページから7ページを読み、覚え、理解し、感想を言ってね

と、全て説明して欲しいと、生徒たちは思った。
だって、読めっていうから読んだのに、なんで叱られるわけ?ヘン!

こういう事例、オトナになっても、イロイロあるかもしれない。

言ってる側の脳には、全部の情報がある。
だけど、聴いてる側で、どう情報処理されるか、わからない。

>ちゃんと片づけなさい。
と、お母さんは、これで全部説明したと、脳内変換してるけど、
聴いてる子供は、
>ちゃんと片づけるってなに?どういうこと?
と、ハテナがたくさん。
そして、
>まだ片づけてないの?なんで片づけないの?
と、お母さん攻撃が(笑)

>本は、本棚に戻し、おもちゃは、おもちゃボックスに入れなさい。
>これを片づけると言うからね。覚えてね。

と、説明できてるお母さんはいるんだろうか。いや、いるとも。いて欲しい(^^)
しゃべる、話すって、元気とかエネルギーが要る。
これが不足してる時は、言葉が短くなるかんじがする。単語だけとか。

社会に出ても、きっと変わらない現象に遭遇する。
たいへんだけど、確認のために、言い直して問いただす。
すると。二度手間三度手間が、生じない。
一度で、相手の言わんとすることがわかるから。

と、新年度がスタートするなあと思ったら、このお話が「降りてきた」
うふふ。

宇宙エネルギー使いまくりでゴー♪安全無事でゴー♪

平穏な状態が、早く戻ってきますように(^^)
会ったり話したりが、普通にできる日々でありますように(^^)

宇宙エネルギー使いまくりで、今日も、ポジティブでゴー♪♪♪勝つぞ!!